絵が買えるセブのカフェ Abaca Baking Company

セブに「Abaca Baking Company(アバカ・ベーキング・カンパニー)」という人気のカフェがあります。
地元では「ABC」と呼ばれていて、焼きたてのパンとコーヒーがおいしいお店です。
コーヒーの紙カップには、地元のアーティストが描いた作品が!セブの街並みの上を、黄色い鳥が飛んでいる絵です。
描いたのは、Josua S. Cabrera(ジョスア・カブレラ)さん。地元紙で長く風刺漫画を描いてこられた方で、フィリピンでいちばん権威のある文学賞も受賞されています。

(写真:Artist Editionのカップとベーグル/2025年4月 セブITパーク店にて。)
Abaca Baking Companyの基本情報
店名 | Abaca Baking Company(ABC) |
運営 | The Abaca Group(2006年、セブ創業) |
店舗数 | セブ都市圏に19店舗(2026年10月、公式サイト)。セブ市のほか、マンダウエ、マクタン島にも。 |
セブ以外は? | 2026年10月時点ではセブ都市圏のみ。マニラ首都圏への進出は計画中とのことです |
私のおすすめ店舗(セブ都市圏に19店舗) | Crossroads店(Gov. M. Cuenco Ave., Banilad)=Qube Galleryと同じ施設内 |
ITパーク店(W. Geonzon St., Cebu IT Park)=ビジネス街で朝から便利 | |
営業時間 | Crossroads店 7:00〜22:00頃(★店舗によってはもっと深夜まで営業しています。) |
価格の目安 | コーヒーとパンで500ペソ〜ほど。店内の朝食プレートが600ペソ〜が目安です。 |
コーヒー | Abaca Group独自のブレンドを使用。 |
Wi-Fi | あり(パソコンを開いて作業している人をよく見かけました) |
コーヒーもとびきりおいしい
海外のレビューでも「フィリピンの基準で、かなりおいしい部類のコーヒー」と書かれていました。
他にもセブには Bo's Coffee のようなフィリピンのコーヒー豆を取り扱う地元のチェーンもあり、こだわりのある美味しいコーヒー屋さんが充実しているITパークは、私のようなカフェイン中毒の人には天国です。

このカフェがアート好きに特別な、3つの理由

この時は、ランチのために訪問。壁にはたくさんの作品があり、値段も記載されています。
1. 壁の絵は、隣のギャラリーが選んだ「買える」作品
選んでいるのは、セブを代表する現代アートギャラリー「Qube Gallery(キューブ・ギャラリー)」です。2015年にCrossroads店ができたときから店内の作品を任されていて、今では各店舗の壁をQubeが管理しているそうです。
カフェに絵が飾ってある、というより、カフェの壁がそのままギャラリーの展示室になっています。
2. 紙カップは地元作家の作品
2023年に始まり、2026年の今も続いているシリーズです。セブのアーティストにお願いした絵を、カップのデザインにしています。これまでに9人の作家さんが参加されています。
3. 内装やメニューも、地元のクリエイターの手で
壁画やメニューのイラストも、地元のデザインスタジオや作家さんに頼んだものだそうです。
見るもの、手に持つもの、過ごす空間。そのすべてに、セブの美意識が入っているカフェなのです。
カフェの作品を買うときの窓口と、日本への発送
壁の作品の販売は、Qube Galleryが担当しています。Crossroads店なら同じ施設の中にギャラリーがありますので(火〜土 11:00〜19:00)、そのまま立ち寄って相談できます。
日本への発送や、フィリピン側の輸出手続きも、ギャラリーが手配してくれます。
費用の面では、絵画の原作に日本の関税はかかりません。受け取るときに、輸入の消費税(10%)がかかるだけです。
支払い方法や送料、手続きの流れは、こちらの記事にまとめています → フィリピンからアートを買うときのガイド
Qube Galleryについて
Qube Galleryは2013年の設立で、Apollo誌が「マニラ以外で最有力の商業ギャラリーのひとつ」と評価しているギャラリーです。Art Fair Philippinesには6回出展し、香港・台湾・東京・シンガポールのフェアにも参加されています。
観光や語学留学でセブに行かれることがあったら、こだわりのコーヒーとアートの時間をぜひ楽しんでください。
このカフェの最新の情報は、公式Instagram(@abacabakingco)でも見られます。
SEILA